FタイルのアーキテクチャーとPMAおよびFEC Direct PHY IPのユーザーガイド

ID 683872
日付 1/24/2024
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ドキュメント目次

5.2.3. RXデータパスオプションの設定

F-Tile PMA/FEC Direct PHY Intel® FPGA IPパラメーター・エディターの RX Datapath Options タブで、次のオプションを指定します。

  • RX FGT CDR
  • RXデータパスFIFOのモード

デザインでは、次の RX Datapath Options を指定します。

表 103.  RX FGT CDRのオプション
パラメーター パラメーター値
RX FGT CDR reference clock frequency 156.25MHz を選択します。RX FGT CDR reference clock frequency は、F-Tile Reference and System PLL Clocks Intel® FPGA IP で指定されているリファレンス・クロック周波数と一致している必要があります。out_refclk_fgt_0 をこのIPに接続する際は、FタイルPMA/FEC Direct PHYデザインのIPの接続 を参照してください。
図 103. RX FGT CDRのオプション
表 104.  RX PMAインターフェイスのオプション
パラメーター パラメーター値
RX PMA interface FIFO mode Elastic
RX core Interface FIFO Mode Phase Compensation
Enable RX double width transfer オンにします。
注: このオプションを有効にする場合は、sys PLL clk ソースではなく Sys PLL Clk Div2 ソースで tx_clkout ソースを駆動する必要があります。それによってコアに提供されるクロック周波数を2で割り、EMIBからコアの最大周波数仕様を超えないようにします。

RXのFタイル・インターフェイスFIFOのモードは、PMA Directモードでは常に Register モードになるように設計されています。このIPに別のオプションを選択することはできません。

図 104. RX PMAインターフェイスのオプション