FタイルのアーキテクチャーとPMAおよびFEC Direct PHY IPのユーザーガイド

ID 683872
日付 1/24/2024
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ドキュメント目次

5.4. F-Tile Reference and System PLL Clocks Intel® FPGA IPのインスタンス化

Fタイル PMA/FEC Direct PHY のデザインでは、F-Tile Reference and System PLL Clocks Intel® FPGA IPが必要です。シミュレーションとコンパイルには、このIPをインスタンス化して接続する必要があります。

このデザインでは、F-Tile Reference and System PLL Clocks Intel® FPGA IPに以下が必要です。

  • 1つのシステムPLLに対するシステムPLLのモードとリファレンス・クロック・ソース。これは、データパスのクロックになります。
  • FGT PMAのリファレンス・クロック・ソース。システムPLLとFGT PMAのリファレンス・クロック・ソースは、共有または個別にします。この例では、リファレンス・クロックを共有します。

1つのシステムPLLに対するシステムPLLのモードとリファレンス・クロック・ソースを指定するには、次の手順に従います。

  1. IP Catalogの検索フィールドに f-tile Reference と入力し、Transceiver PHY にある F-Tile Reference and System PLL Clocks Intel® FPGA IP をダブルクリックします。
  2. System PLL #0 タブで、次のパラメーターを指定します。
    表 106.  System PLL #0 のオプション
    パラメーター パラメーター値
    Mode of system PLL ETHERNET_FREQ_830_156 を選択します。これは、システムPLLの入力周波数を156.25Mhz、出力周波数を830.078125MHzにコンフィグレーションします (F-Tile PMA/FEC Direct PHY Intel® FPGA IPのシステムPLL周波数に一致する必要があります)。
    Refclk source RefClk #0。システムPLLのリファレンス・クロック・ソースを選択します。
    RefClk #0 for FGT PMA オンにします。
  3. RefClk で、次のオプションを指定します。
    表 107.  RefClkのオプション
    パラメーター パラメーター値
    Enable RefClk #0 for FGT PMA オンにします。このリファレンス・クロックは、システムPLL #0とFGT PMAで共有されます。
    RefClk source RefClk #0。156.25MHz (F-Tile PMA/FEC Direct PHY Intel® FPGA IPのリファレンス・クロック周波数と同じ)。
図 106. システムPLLとRefClkのオプション

次の図は、この例におけるF-Tile Reference and System PLL Clocks Intel® FPGA IPのブロック記号と利用可能なポートを表しています。

図 107.  F-Tile Reference and System PLL Clocks Intel® FPGA IP例のポート