インテルのみ表示可能 — GUID: mwh1410384804886
Ixiasoft
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2.8.2. プレフィル書き込み動作の各取得モード間の相違点
取得モードが異なると、Signal Tapロジック・アナライザーの実行直後およびトリガー条件の発生前のデータキャプチャ量も異なります。
Continuousモードの非セグメント化バッファー
コンフィグレーションに使用する非セグメント化バッファーがContinuousモードで実行されている場合、バッファーは、トリガー条件の評価前にサンプルデータでフルになっている必要があります。バッファーがフルになった後で初めて、Signal Tapロジック・アナライザーではJTAG接続を介してデータの取得を開始し、トリガー条件を評価します。
Stop Analysisを実行すると、Signal Tap トリガー条件前の初回取得中にバッファーがダンプされないようにします。
ストレージ・クオリフィケーションを備えたバッファー
バッファーでストレージ・クオリフィケーションモードを使用している場合、Signal Tapロジック・アナライザーでは、すべてのトリガー条件の即時評価を行います。この間、サンプルが取得メモリーへ書き込まれます。この評価が特に重要になるのは、ストレージ・クオリフィケーションをデータセット上で使用する場合です。ロジック・アナライザーによるトリガー条件の見逃しの可能性があるのは、トリガー条件評価前のデータに相当するフルバッファーを待ってからキャプチャする場合です。
トリガーのアクティベーションが、指定量のトリガー前データの発生前に行われた場合、Signal Tapロジック・アナライザーでは、メモリーの充填をトリガー後データを使用して開始します。これは、トリガー前データの指定量に関係なく行われます。たとえば、トリガー位置を50%に設定し、ロジック・アナライザーを設定してプロセッサー・リセットでトリガーし、ロジック・アナライザーを起動してからターゲットシステムの電源を入れると、トリガーがアクティブになります。ただし、ロジック・アナライザーのメモリーに含まれるのは、トリガー前データのみで、トリガー後データは含まれません。これは、トリガーイベントは、トリガー前データのキャプチャよりも優先されるからです。