インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・ユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

8.4.1. トランシーバーIPコアのデバッグに関係するパラメーター

インテル® Quartus® Primeプロ・エディションがサポートするすべてのデバイスにおいて、Transceiver PHY Intel® FPGA IPの次のパラメーターをイネーブルする必要があります。

表 33.   Transceiver PHY IPのデバッグをイネーブルするパラメーター
パラメーター 説明
Enable Dynamic Reconfiguration デバイスをパワーダウンすることなくトランシーバー・チャネルとPLLの動作が変更可能です。
Enable Native PHY Debug Master Endpoint(NPDME) System Consoleを介したトランシーバーおよびPLLレジスターへのアクセスが可能です。デザインを再コンパイルする際、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアでは、ADMEデバッグ・ファブリックとエンベデッド・ロジックを挿入します。
Enable control and status registers エンベデッド・デバッグを介してPHYインターフェイスにステータス信号の読み出しとコントロール信号の書き込みをするために、ソフトレジスターをイネーブルします。
Enable PRBS Soft Accumulators ハードPRBSジェネレーターおよびチェッカーを使用する際に、PRBSビットおよびエラーの累積を実行するためにソフトロジックを有効にします。
インテル® Stratix® 10 LおよびHタイルデバイスをターゲットとするデザインでは、次に示す他のインテルFPGA IPのデバッグ機能もアクティベートする必要があります。
表 34.   インテル® Stratix® 10 LおよびHタイルデバイスでデバッグをイネーブルするトランシーバーIPおよびパラメーター
Intel® FPGA IP イネーブルするパラメーター
Transceiver ATX PLL
  • Enable Dynamic Reconfiguration
  • Enable Native PHY Debug Master Endpoint
CMU PLL
fPLL