インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・ユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

4.1. インテル® Quartus® Primeロジック・アナライザー・インターフェイス

インテル® Quartus® Primeロジック・アナライザー・インターフェイス (LAI) により、外部ロジック・アナライザーおよびインテルでサポートしているデバイスの最小限数のI/Oピンを使用して、内部信号のビヘイビアを確認する一方で、インテルでサポートしているデバイス内でのデザインのフルスピードでの実行が可能です。

LAIでは、多数の内部デバイス信号を少数の出力ピンに接続します。この出力ピンの外部ロジック・アナライザーへの接続は、デバッグを目的として行うことができます。 インテル® Quartus® Prime LAI内の内部信号は、グループ化された後、ユーザーによるコンフィグレーションが可能なマルチプレクサに分配され、インテルでサポートしているデバイス上で使用可能なI/Oピンに出力されます。 インテル® Quartus® Prime LAIでは、内部信号と出力ピンの間に1対1の関係を持たせるのではなく、多くの内部信号をより少数の出力ピンのマッピングが可能です。出力ピンにマッピングできる内部信号の正確な数は、 インテル® Quartus® Prime LAIでのマルチプレクサの設定により異なります。

注: 「ロジック・アナライザー」という用語がこのドキュメント内で使われる場合、それに含まれるのは、ロジック・アナライザーとデジタルチャネルを備えたオシロスコープ (一般的にはミックスト・シグナル・アナライザーまたはMSOと呼ばれる) の両方です。

LAIではハード・プロセッサー・システム (HPS) I/Oはサポートしていません。