インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・ユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

2.5.5. パフォーマンスおよびリソースに関する考慮事項

デザインのロジック解析を実行すると、実行時の柔軟性、タイミング・パフォーマンス、リソース使用率の間で必然的なトレードオフが存在することが分かります。

Signal Tapロジック・アナライザーを使用すると、ランタイム・コンフィグレーションが可能なパラメーターを選択して、ランタイムの柔軟性、スピード、およびエリアに必要な均衡を保つことができます。

ランタイム・コンフィグレーションが可能なパラメーターのデフォルト値では、最大限の柔軟性が提供されており、デバッグをできるだけ迅速に完了することができます。一方で、設定を調整して、デザインにより適したコンフィグレーションがあるかどうかを判断することもできます。パフォーマンス結果はデザインに依存するので、設定オプションをさまざまに組み合わせて試してみて、機能、パフォーマンス、および使用率の希望のバランスを実現してください。