インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・ユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

2.4.8. 外部トリガー

外部トリガー入力を使用すると、Signal Tapロジック・アナライザのトリガーが外部ソースからできるようになります。

外部トリガー入力の動作は、トリガー条件0に類似しています。この場合、条件の評価結果は、ロジック・アナライザーによる他のトリガー条件の評価前にTRUE である必要があります。

Signal Tapロジック・アナライザーで提供する信号によって、外部デバイスまたは他のロジック・アナライザー・インスタンスをトリガーします。この機能により、外部ロジック解析機器を内部ロジック・アナライザーと同期させることができます。Power-Up Triggerでは、外部トリガー機能を使用できますが、関連するRun-Time Triggerと同じソースまたはターゲット信号を使用する必要があります。

外部トリガーを使用して、ハード・プロセッサー・システム (HPS) でのクロストリガーを次のように実行できます。
  • プロセッサー・デバッガーを使用すると、HPSのコンフィグレーションによって、FPGAからのクロストリガー要求に従うか無視するか、またクロストリガー要求の発行をFPGAに対してするかしないかを選択できます。
  • プロセッサー・デバッガーとSignal Tap外部トリガー機能の組み合わせによって、クロストリガー動作の動的組み合わせの開発ができます。
  • システムレベルのデバッグ・ソリューションをFPGA SoCへ実装するのに、インテル ARM Development Studio 5 (DS-5) ソフトウェアのクロストリガー機能が使用できます。