インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・ユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

4.5. LAIコアのパラメーター

次の表は、LAIファイルコアのパラメーターの一覧です。

表 19.  LAIファイルコアのパラメーター
パラメーター 範囲値 説明
Pin Count 1 - 255 LAI専用のピン数です。このピンは、ボード上のデバッグヘッダーに接続してください。

デバイス内では、Compilerによる各ピンのマッピングがユーザー設定可能な数の内部信号に対して行われます。

Bank Count 1 - 255 各ピンにマッピングする内部信号の数です。

例えば、Bank Countが8であれば、各ピンに8つの内部信号を接続することを意味します。

Output/Capture Mode   取得モードを指定します。これには次の2つのオプションがあります。
  • Combinational/Timing - この取得モードでは、外部ロジック・アナライザーの内部クロックを使用して、データをサンプリングするタイミングを決定します。

    この取得モードでは、サンプル周波数を手動で決定して、システムをデバッグおよび検証する必要があります。これは、このデータ・サンプリングがインテルでサポートしているデバイスとは非同期であるためです。

    このモードが有効なのは、チャネル間のスキューなどのタイミング情報を測定する場合です。サンプリング周波数と動作速度に関する詳細は、外部ロジック・アナライザーのデータシートを参照してください。

  • Registered/State - この取得モードでは、サンプリングするタイミングの決定を、検証中のシステム上の信号から行います。そのため、このデータサンプルは、インテルでサポートしているデバイスと同期です。

    The Registered/Stateモードでは、インテルでサポートしているデバイスの機能ビュー表示がデバイスの実行中にされます。このモードが有効なのは、デザインの機能性を検証する場合です。

Clock   サンプルクロックを指定します。デザイン内の信号はいずれもサンプルクロックとして使用できますが、最良の結果を得るため、使用するクロックは動作周波数が十分早いものにして、取得データのサンプリングができるようにします。
注: Clockパラメーターが使用可能なのは、Output/Capture ModeRegistered Stateに設定されている場合のみです。
Power-Up State   LAIでの使用を指定したピンのパワーアップ状態を指定します。トライステートをすべてのピンに対して選択するか、またはイネーブルする特定のバンクを選択します。