インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・ユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

2.4.5.1. Sequential Triggering

シーケンシャル・トリガーを指定すると、 Signal Tapロジック・アナライザーでは、各条件を順番に評価します。 シーケンシャル・トリガー・フローを使用すると、最大10レベルのトリガー条件のカスケードができます。

最後のトリガー条件の評価がTRUEになると、 Signal Tapロジック・アナライザーによるデータ取得が開始します。セグメント化バッファーの場合、最初の取得セグメントの後の各セグメントは、指定した最後の条件で開始します。Simple Sequential Triggering機能を使用すると、基本トリガー、比較トリガー、高度なトリガー、またはその3つすべての組み合わせを指定できます。

図 43. シーケンシャル・トリガー・フローこの図で示しているシンプルなシーケンシャル・トリガー・フローは、非セグメント化バッファーおよびセグメント化バッファーに対するものです。

注 :

  1. 取得バッファーによるキャプチャが開始するのは、n個のトリガーレベルがすべて満たされたときです。ここでは n <10 です。

Signal Tapロジック・アナライザーでは、外部トリガーをレベル 0 とみなします。外部トリガーの評価は、ほかのトリガー条件より先に行われます。