インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・ユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

5.3. デザイン内インスタンスのランタイム修正のイネーブル

メモリーあるいは定数のインスタンスのランタイム修正を可能にするには、次を実行します。

  1. Parameter Editorでインスタンスを開きます。
  2. Parameter EditorでAllow In-System Memory Content Editor to capture and update content independently of the system clockをオンにします。
  3. デザインを再コンパイルします。
メモリーまたは定数がランタイム修正可能になるように指定すると、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアでは、デフォルトの実装を変更し、ランタイム修正を可能にします。このとき、デザイン機能の変更は必要ありません。これには、次を実行します。
  • シングルポートRAMをデュアルポートRAMに変換します。
  • ロジックを追加して、メモリー衝突を回避し、読み出し/書き込みコヒーレンシーを維持します。対象となるデバイスファミリーは、トゥルー・デュアルポートRAMをサポートしていない インテル® Stratix® 10などです。