インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・ユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

2.3.9.1. Data Logペイン

Data Logペインに表示されるのは、単一の .stp ファイル内に格納されたすべてのSignal Tapコンフィグレーションとデータキャプチャの結果です。
  • 現在のコンフィグレーションを保存するか、Data Log (および .stp ファイル) にキャプチャするには、Edit > Save to Data Logをクリックします。
  • ログエントリーの生成をすべてのデータのキャプチャ後に行うには、Edit > Enable Data Logの順にクリックします。もしくは、Data Logペイン上部のボックスをチェックします。

Data Logでは、その内容をツリー階層で表示します。アクティブなアイテムには別のアイコンが表示されます。

表 4.  Data Logのアイテム
項目 アイコン 1つ以上含まれるもの 備考
非選択時 選択時
Instance Signal Set  
Signal Set Trigger Signal Setが変更されるのは、Signal Tapに新しい信号を追加したときです。Signal Setの変更後は再コンパイルが必要です。
Trigger Capture Log Triggerが変更されるのは、トリガー条件を変更したときです。この変更には再コンパイルは不要です。
Capture Log    

各エントリーの名前に表示される実時間は、Signal Tapロジック・アナライザーをトリガーした時間と、取得を開始してからアクティベーションのトリガーまでの経過時間です。エントリーの名前は、変更して、意味を持たせることができます。

コンフィグレーションの切り替えには、Data Logのエントリーをダブルクリックします。その結果、Setupタブが更新され、アクティブな信号リストとトリガー条件が表示されます。

シンプルなData Log

この例では、Data Logで表示する1つのインスタンスには、3つの信号セットのコンフィグレーションがあります。