インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・ユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 9/30/2019
Public
ドキュメント目次

2.10.2. ルート・パーティションを再利用したSignal Tap

ルート・パーティションを再利用するデザインでは、ルート・パーティションとコア・パーティションのデバッグを個別にイネーブルします。これには、別々の .stp ファイルを各パーティションで使用します。 デベロッパー・プロジェクトでSignal Tapをルート・パーティションに追加します。さらに、デバッグ・ファブリックの予約済みコア・パーティションへの拡張をデバッグブリッジを使用して行います。このブリッジにより、Signal Tapの後続のインスタンス化が、コンシューマー・プロジェクト内のコア・パーティションでできるようになります。

デバッグブリッジを使用するには、SLD JTAG Bridge Agent Intel® FPGA IPとSLD JTAG Bridge Host Intel® FPGA IPのインスタンス化をデザインの各予約済みコア境界に対して行う必要があります。SLD JTAG Bridge Agent IPのインスタンス化をルート・パーティションで行い、SLD JTAG Bridge Host IPのインスタンス化をコア・パーティションで行います。

図 67. 再利用コア・パーティションを使用したデバッグのセットアップ

デバッグブリッジについて詳しくは、システム・デバッグ・ツールの概要の章のSLD JTAG Bridgeを参照してください。