インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・ユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

2.3.8.3. Conditionalモード

Conditionalモードの場合、 Signal Tapロジック・アナライザーでは、サンプルを保存するかどうかを決定するために、ノードリスト内の定義済み信号の組み合わせ関数を評価します。 Signal Tapロジック・アナライザーでは、バッファーへの書き込みをクロックサイクル中に行います。このとき、指定した条件による評価は TRUE になります。

Basic ANDBasic ORComparison、またはAdvanced Storage Qualifier条件のいずれかを選択できます。 Basic ANDまたはBasic OR条件では、各信号を次のいずれかに一致させます。

  • Don’t Care
  • Low
  • High
  • Falling Edge
  • Rising Edge
  • Either Edge

Basic AND storage qualifier条件を複数の信号に対して指定すると、Signal Tapロジック・アナライザーによってその条件の論理ANDが評価されます。

他の組み合わせまたは関係演算子の指定は、ストレージ・クオリフィケーション用にイネーブルされた信号セットを使用して、高度なストレージ条件で処理します。

ストレージ・クオリフィケーション条件の定義は、トリガー条件の定義と同様の方法で行います。

図 25. Conditional Storage Qualifierのセットアップこの図で表しているのは、 .stp ファイル内のConditional Storage Qualifierのセットアップの詳細です。
図 26. 繰り返しデータパターンのデータ取得におけるContinuousモードとTransitional Captureモードの比較

データパターンはどちらの場合でも同じです。

  • Continuous sampling captureモード :
  • Conditional sampling captureモード :