インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・ユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

2.8.4. プラグインを使用した自動ニーモニック

プラグインを使用して .stp に信号を追加すると、追加されたシグナルのニーモニック・テーブルが自動的に作成され、プラグインで定義されている信号に割り当てられます。これらのニーモニック・テーブルを手動でイネーブルするには、信号または信号グループの名前を右クリックします。Bus Display Formatショートカット・メニューで、プラグインと一致するニーモニック・テーブルの名前をクリックします。

例を挙げると、 Nios® IIプラグインを使用すると、デザインの信号アクティビティーのモニタリングをコード実行時に行うことができます。ロジック・アナライザーをセットアップして、.elfからのデータに基づく Nios® IIコードのファンクション名でトリガーするようにすると、ファンクション名の確認がトリガーサンプルのInstance Address信号グループ内でできるようになり、対応する逆アセンブルコードの確認もDisassembly信号グループ内でできます。これについては図13–52で示しています。トリガー周辺のキャプチャデータのサンプルは、トリガー・ファンクション名からのオフセットアドレスとして参照されます。

図 64.  Nios® IIプラグイン使用時のDataタブ