インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・ユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 9/30/2019
Public
ドキュメント目次

2.4.2. Comparisonトリガー条件

Comparisonトリガーを使用すると、バスの複数のグループ化ビットと予想整数値との比較が可能になります。これには、簡単な比較条件をバスノード上で指定します。 Comparisonトリガーでは、Basic ORに含まれるすべてのトリガー条件を保持します。Comparisonトリガーの使用には、他のトリガーとの組み合わせが可能です。また、Basic ORトリガーとComparisonトリガーの切り替えを実行時にすることが可能です。このとき再コンパイルは不要です。
Signal Tapロジック・アナライザーでは、次のタイプのComparisonトリガー条件をサポートしています。
  • Single-value comparison - バスノードの値と指定した数値を比較します。比較には、次のオペランドのうち1つを使用します。>、>=、==、<=、< 。バスノードが指定した数値と一致すると、1が返されます。
  • Interval check - バスノードの値が定義したインターバル内であるかどうかを検証します。ノードの値が指定した範囲のインターバル内にあれば、1が返されます。
次の規則に従って、Comparisonトリガー条件を使用してください。
  • Comparisonトリガーの適用は、リーフノードで構成されるバスノードに対してのみです。
  • サブグループをバスノード内に形成しないでください。
  • トリガーノードの個別イネーブル/ディスエーブルをバスノード内でしないでください。
  • 比較値 (Single-value comparisonの場合) または境界値 (Interval checkの場合) の指定の際は、選択したノードのバス幅を超えないようにしてください。