インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・ユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

7.8.2. サービスの開始と終了

特定のサービス・インスタンスへのサービスパスを取得した後は、そのサービスにアクセスし、使用することができます。

claim_service コマンドの指示によって、System Consoleによる特定のサービス・インスタンスの使用が開始します。追加の引数は使用せずに、専用のサービス・インスタンスを要求します。

サービスの開始

set service_type "master"
set claim_path [claim_service $service_type $master_path mylib];#Claims service.

追加の引数を claim_service コマンドに渡し、System Consoleに指示して、サービス・インスタンスの特定の部分へのアクセスを開始できます。例えば、マスターサービスを使用してメモリーにアクセスする場合、 claim_service を使用して 0x00x1000 との間のアドレス空間にのみアクセスします。System Consoleでは、他のユーザーによる他のメモリー範囲へのアクセスを許可しますが、要求されたメモリー範囲へのアクセスは拒否します。 claim_service コマンドでは、新たに作成したサービスパスを返し、ユーザーはそれを使用して要求したリソースへのアクセスにします。

サービスにアクセスできるのは、そのサービスを開いた後です。サービス・インスタンスへのアクセスを終了したら、 close_service コマンドを使用してSystem Consoleに指示し、そのリソースを他のユーザーが使用できるようにます。

サービスの終了

close_service master $claim_path; #Closes the service.