インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・ユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

2.8.2.1. 例

連続データキャプチャと条件付きデータキャプチャの図で示しているのは、continuousモードの非セグメント化バッファーとStorage Qualifierを使用した非セグメント化バッファーとの違いです。ロジック・アナライザー波形のコンフィグレーションは、ベーストリガー条件、64ビットのサンプル深度、およびPost trigger positionです。

図 62.  Signal Tapロジック・アナライザーの連続データキャプチャ

連続データキャプチャでは、Trig1がデータバッファーで数回発生した後で、Signal Tapロジック・アナライザー・トリガーがアクティブになります。バッファーは、ロジック・アナライザーによるトリガー条件の評価前にフルになっている必要があります。トリガー条件の発生後、ロジック・アナライザーでは、追加サンプル8つ (バッファーの12%、「トリガー後」位置により定義される) の取得を続けます。

図 63.  Signal Tapロジック・アナライザーの条件付きデータキャプチャ

注 :

  1. 条件付きキャプチャ、ストレージは常にイネーブル、ポストフィル・カウント。
  2. Signal Tap条件付きモードで非セグメント化バッファーを使用した繰り返しパターンのロジック・アナライザー・キャプチャ。ロジック・アナライザーのコンフィグレーションは、基本トリガー条件「Trig1」および64ビットのサンプル深度です。Trigger in条件はDon't careなので、バッファーによってすべてのサンプルをキャプチャされます。

条件付きキャプチャでは、ロジック・アナライザーによるトリガーは即時実行されます。連続キャプチャの場合と同様、ロジック・アナライザーによる取得の完了は、8つのサンプル、つまり64の12% (取得バッファーのサンプル容量) によってされます。