インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・ユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

2.4.5.4. State-Based Storage Qualifier機能

State-Based Storage Qualifierタイプを選択すると、 start_store および stop_store アクションがイネーブルされます。このアクションをState-basedトリガーフローの式と併用すると、取得バッファーに書き込まれるデータの制御に最大限の柔軟性が得られます。

注: start_store および stop_store コマンドが適用できるのは、非セグメント化バッファーに対してのみです。

start_store および stop_store コマンドは、start/stop storage qualifierモードの開始および停止条件に似ています。ストレージ・クオリフィケーションをイネーブルすると、Signal Tapロジック・アナライザーによるデータの取得バッファーへの書き込みは、start_store コマンドが発生するまで行われません。ただし、ステートベースのstorage qualifierタイプでは、triggerコマンドをトリガーフロー記述の一部として含める必要があります。このtriggerコマンドは、取得を完了し、結果を波形ディスプレイに表示するために必要です。