インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・ユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

5.6. メモリー内のロケーションのモニタリング

ISMCEを使用すると、メモリー領域内の情報のモニタリングができます。 例えば、カウンターの増分や所定ワードの変更を決定できます。NIOSプロセッサーに接続されているメモリーの場合、ソフトウェアによるメモリーの主要領域の使用方法を観察できます。
  • をクリックして、Hex Editorを現在のインスタンスの内容に同期させます。
    Hex Editorで赤色表示される内容は、デバイスへの前回の同期に関する変更個所です。
    図 79. 手動による内容編集後のHex Editor
  • 手動での同期の代わりに、メモリー内容のライブ出力を希望する場合は、をクリックします。
    連続読み出しは、Signal Tapを連続取得に使用することに似ています。このとき、メモリー値がワードとしてHex Editorに表示され、波形のトグルはありません。
注: ( インテル® Stratix® 10のみ) ISMCEロジックで読み出し/書き込み操作が実行可能なのは、デザインロジックがアイドル状態の場合のみです。デザインロジックによって書き込み操作またはアドレス変更操作の試みがされると、デザインロジックが優先され、ISMCE操作がタイムアウトします。エラーメッセージによって、In-System Memory Content Editorのインスタンスに接続されているメモリーが使用中で、メモリー内容が更新されていないことが分かります。