インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・ユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

7.8.3.1. SLDコマンド

表 24.  SLDコマンド

コマンド

引数

機能

sld_access_ir

<claim-path>

<ir-value>

<delay> (単位 : µs)

指定したノードの命令レジスターに命令値をシフトします。命令前の値を返します。

<delay> パラメーターがゼロ以外の場合、JTAGクロックはアクセス後にこの時間だけ一時停止します。

sld_access_dr

<service-path>

<size_in_bits>

<delay-in-µs>

<list_of_byte_values>

バイト値は、SLDノードのデータレジスターにシフトします。サイズは指定されたビット数までです。

<delay> パラメーターがゼロ以外の場合、JTAGクロックは、アクセス後に少なくともこの時間だけ一時停止します。

データレジスターの以前の内容を返します。

sld_lock

<service-path>

<timeout-in-milliseconds>

SLDチェーンをロックして、排他的アクセスを保証します。

成功すると0を返します。SLDチェーンが既に別のユーザーによってロックされている場合は、Tclエラーを送出する前に <timeout>msを試みます。catchコマンドが使用可能なのは、このエラーを処理する場合です。

sld_unlock

<service-path>

SLDチェーンのロックを解除します。