インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・ユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 9/30/2019
Public
ドキュメント目次

2.4.5.3.2. <boolean_expression>

ブール結果に評価される演算子とオペランドの集合体です。演算子は論理演算子と関係演算子のどちらでも可能です。演算子に応じて、オペランドでトリガー条件、カウンターおよびレジスター、または数値を参照します。オペランドのセットを式の中でグループ化するには、括弧を使用します。

表 9.  論理演算子論理演算子は、ブール式をオペランドとして受け入れます。
演算子 説明 構文
! NOT 演算子 ! expr1
&& AND 演算子 expr1 && expr2
|| OR 演算子 expr1 || expr2
表 10.  関係演算子関係演算子は、カウンターまたはステータスフラグに使用します。
演算子 説明 構文
> より大きい
<identifier> > <numerical_value>
>= より大きいまたは等しい
<identifier> >= <numerical_value>
== 等しい
<identifier> == <numerical_value>
!= 等しくない
<identifier> != <numerical_value>
<= より小さいまたは等しい
<identifier> <= <numerical_value>
< より小さい
<identifier> < <numerical_value>
注 :
  1. <identifier> は、カウンターあるいはステータスフラグを意味します。
  2. <numerical_value> は整数を意味します。
注:
  • if宣言の <boolean_expression> には、単一あるいは複数のイベント条件を含めることができます。
  • ブール式によって TRUE と評価されると、ロジック・アナライザーでは <action_list> 内のすべてのコマンドを同時に評価します。