インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・ユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

2.11.1.1. デザイン・インスタンスからの .stpファイルの生成

.stp ファイルの生成をデザイン内のパラメーター化されたHDLインスタンスから行うには、次を実行します。
  1. インテル® Quartus® Primeロジック・アナライザーの1つまたは複数のHDLインスタンスを含むSignal Tapプロジェクトを展開あるいは作成します。
  2. Processing > Start > Start Analysis & Synthesisの順でクリックします。
  3. File > Create/Update > Create Signal Tap File from Design Instance(s) の順にクリックします。
  4. 生成する .stp ファイルの位置を指定し、Saveをクリックします。
    図 68.  Signal Tap File from Design Instancesダイアログボックスからのファイルの作成
    注: プロジェクト内にパーシャル・リコンフィグレーション・パーティションが含まれている場合、Create Signal Tap File from Design Instance(s) ダイアログボックスには、プロジェクト内のPRパーティションのツリービューが表示されます。パーティションをこのビューから選択し、Create Signal Tap fileをクリックします。この結果生成される .stp ファイルには、対応するPR領域のすべてのHDLインスタンスが含まれます。この結果としての .stp ファイルには、ネスト化されたパーシャル・リコンフィグレーション・パーティションのインスタンスは含まれません。
    図 69.  .stp ファイル生成用パーティションの選択

.stp ファイルの生成が正常に行われると、 Signal Tap Logic Analyzerが表示されます。すべてのフィールドは読み出し専用です。ただし、ランタイム・コンフィグレーションが可能なトリガー条件は除きます。

図 70. 生成された .stp ファイル