インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・ユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

8. トランシーバー・リンクのデバッグ

Transceiver Toolkitを使用すると、ボードデザインの高速シリアルリンクの最適化ができます。このために、ボード上で実行されているトランシーバー・リンクのリアルタイム制御、モニタリング、およびデバッグが行われます。

Transceiver Toolkitを使用すると、次のことが可能になります。

  • トランスミッター・チャネルおよびレシーバーチャネルを制御し、トランシーバーの設定およびハードウェア機能を最適化します。
  • ビット・エラー・レート (BER) のテストを複数のリンクのターゲット・データ・レートでの実行中に行います。
  • 内部パターン・ジェネレーターおよびチェッカーを制御し、ループバック・モードをイネーブルします。
  • 自動スイープテストを実行し、最良のフィジカル・メディア・アタッチメント (PMA) の設定を各リンクに対して特定します。
  • インテル® Stratix® 10デバイスでは、レシーバーの水平方向とおよび垂直方向のアイマージンの確認をテスト中に行います。
  • 複数のデバイスの検証を複数のボードで同時に行います。
注: Transceiver Toolkitは、System Consoleのフレームワークから実行します。
Transceiver Toolkitを起動するには、Tools > System Debugging Tools > Transceiver Toolkitの順でクリックします。もしくは、Tclスクリプトを次のコマンドラインから実行します。
system-console --script=<name of script>

Transceiver Toolkitを使用して、デザイン例の1つで高速リンクテストを実行するオンラインデモについては、 インテル® ウェブサイトのTransceiver Toolkit Online Demoを参照してください。