インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・ユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

2.4.6.1. ポストフィル・カウンター

カスタムのState-basedトリガーフローでは、segment_trigger および trigger バッファー制御アクションを使用する場合、 post-fill_count 引数を使用してカスタムトリガー位置を指定します。

  • post-fill_count 引数を使用しない場合、影響されるバッファーのデフォルトのトリガー位置は、Setupタブで指定したトリガー位置です。
  • trigger バッファー制御アクション (非セグメント化バッファー用) では、post-fill_count によって、データ取得停止前にキャプチャするサンプル数が指定されます。
  • segment_trigger バッファー制御アクション (セグメント化バッファーの場合) では、 post-fill_count によってデータセグメントが指定されます。
    注: segment_trigger の場合、現在のバッファーの取得が即時停止するのは、後続のトリガーアクションが次のステートで発行される場合です。このとき、現在のバッファーのポストフィル・カウントは関係ありません。ロジック・アナライザーでは、現在のバッファーに残っている未入力のポストカウント取得は、破棄してグレーアウトされたサンプルとしてデータウィンドウに表示します。

Signal Tapデータウィンドウでキャプチャデータが表示される場合、トリガー位置は、最後の取得セグメントまたはバッファーからのポストカウントのサンプル数になります。

トリガー位置のサンプル数 = (N – ポストフィル・カウント)

この場合のNは、取得セグメントまたは非セグメント化バッファーのいずれかのサンプル深度です。