インテル® Quartus® Primeプロ・エディション・ユーザーガイド: デバッグツール

ID 683819
日付 9/30/2019
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ドキュメント目次

5.2. In-System Memory Content Editorを使用したデバッグフロー

In-System Memory Content Editorを使用してデザインをデバッグするには、次を実行します。
  1. ランタイムにアクセスするメモリーと定数を確認します。
  2. デザイン内でランタイム修正可能でなければならないメモリーまたは定数を指定します。
  3. フルコンパイルを実行します。
  4. デバイスをプログラムします。
  5. In-System Memory Content Editorを起動します。
    InSystem Memory Content Editorでは、ランタイム・コンフィグレーションが可能なメモリーおよび定数のすべてのインスタンスを取得するために、JTAGチェーンをスキャンし、クエリーの送信をJTAG Chain Configurationペインで選択したデバイスに対して行います。
  6. メモリーまたは定数の値を修正して、結果を確認します。
    例えば、メモリー内のパリティービットに誤りがある場合は、In-System Memory Content Editorを使用して正しいパリティービット値をRAMに書き込み、システムの機能を継続させます。デザインのエラー処理機能をチェックするには、誤ったパリティービット値をRAMに意図的に書き込みます。