AN 886: Agilex™ 7 デバイスのデザイン・ガイドライン

ID 683634
日付 10/09/2023
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ドキュメント目次

2.7. デバイスでの Agilex™ 7 HPSの使用

システムデザインのプランニング時に考慮すべきHPSコンポーネントに注意してください。

表 10.  デバイスで Agilex™ 7 SoCを使用する際の考慮事項に関するチェックリスト
番号 チェック欄 チェック項目
1   HPS_OSC_CLK (必須) - HPSのクロック方法は他にもありますが、これが最も一般的で簡単な方法です。
2   HPS_COLD_nRESET (オプション) - HPSの外部リセット制御が必要な場合は、これが最も簡単な実現方法です。
3   HPS_EMIF (必須) - HPSは、大容量のDDRスタイルのメモリーからソフトウェアを実行するようにデザインされています。HPS_EMIF をプロビジョニングしないと、ソフトウェア環境が制約され、ほとんどの場合は使用できなくなります。
4   HPS_UART (必須) - 1つをHPS専用ピンに配置し、初期のブートのテレメトリーをソフトウェアから確認できるようにします。
5   HPS_JTAG (必須) - これは、ボードの起動および初期のブートフローにおける問題のデバッグに必須です。SDM JTAG TAPとシリアルチェーン接続する、もしくはHPS専用ピンで分割することができます。
6   HPS_EMAC (オプション) - このうちの1つを割り当てることができれば、ソフトウェア環境に対するLinux* デバッグおよびメンテナンスのサポートを提供することができます。
7   HPS flash memory (オプション) - HPSはSDMによってロードされ、その後HPSからSDMフラッシュにアクセスできるため、これは必須ではありません。多くのソフトウェア環境では、ある種の永続的なストレージが必要です。