インテルのみ表示可能 — GUID: hfr1557328361000
Ixiasoft
9.1. 概要
9.2. ゴールデン・ハードウェア・リファレンス・デザイン (GHRD)
9.3. ソフトウェア要件の定義
9.4. ソフトウェア・アーキテクチャーの定義
9.5. ソフトウェア・ツールの選択
9.6. ブートローダー・ソフトウェアの選択
9.7. アプリケーションに対するオペレーティング・システムの選択
9.8. Linux*に向けたソフトウェア開発プラットフォームの構築
9.9. パートナーOSまたはRTOSに向けたソフトウェア開発プラットフォームの構築
9.10. ドライバーに関する考慮事項
9.11. ブートとコンフィグレーションに関する考慮事項
9.12. システムリセットに関する考慮事項
9.13. フラッシュに関する考慮事項
9.14. アプリケーションの開発
9.15. テストと検証
9.16. エンベデッド・ソフトウェアのデザイン・ガイドラインの改訂履歴
インテルのみ表示可能 — GUID: hfr1557328361000
Ixiasoft
5.1.2.1. HPSブートオプションの選択
Agilex™ 7 SoCデバイスは、2つのブートおよびコンフィグレーション・モードをサポートします。システムをデザインする際には、次に示すブートモード (HPS FirstとFPGA First) のいずれかをアプリケーションに選択します。
- FPGA Configuration First: SDMでは、FPGAコアおよびすべてのペリフェラルI/Oのコンフィグレーションを行ってから、FSBLをHPSオンチップRAMにロードし、HPSをリセットから解放します。初期コンフィグレーション時にエラーが発生した場合、HPSはリセットから解放されません。
- HPS First: SDMでは、HPS EMIFに必要なI/Oのみをコンフィグレーションします。その後、FSBLをHPSオンチップRAMにロードしてから、HPSをリセットから解放します。FPGAコアやその他のI/Oのコンフィグレーションは行われません。HPSで、FPGAの残りの部分をコンフィグレーションします。
注: HPSブート時間を短縮するには、HPS Firstブートモードを使用します。
コンフィグレーションとブートのモードを選択するには、 Quartus® Primeプロ・エディションの Assignments > Device > Device and Pin Options > HPS/FPGA configuration orderタブを選択します。
HPS FirstおよびFPGA Firstブートの考慮事項
ガイドライン: HPS Firstブートモードには、Early I/O Releaseを利用します
このドキュメントのガイドラインに従いボードとSoCデバイスのピン配置をHPS EMIFインターフェイスに対して適切に設計し、Early I/O Releaseを行います。
サポートされるブートモードに関しては、 Agilex™ 7 SoC FPGAブート・ユーザーガイドおよび、 Agilex™ 7ハード・プロセッサー・システムのテクニカル・リファレンス・マニュアル内の「ブートとコンフィグレーション」のセクションを参照してください。