インテルのみ表示可能 — Ixiasoft
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6.1.8.5.3. JTAGピン
番号 | チェック欄 | チェック項目 |
---|---|---|
1 | 使用していない場合は、JTAGピンを安定した電圧レベルに接続します。 |
JTAGコンフィグレーションは、他のすべてのコンフィグレーション手法よりも優先されるため、JTAGインターフェイスを使用しない場合は、コンフィグレーション中にJTAGピンをフローティング状態またはトグル状態にしないでください。JTAGインターフェイスを使用する場合は、次のガイドラインに従います。
JTAGピンの接続
番号 | チェック欄 | チェック項目 |
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1 | JTAGピンをダウンロード・ケーブル・ヘッダーに正しく接続します。ピンの順序が逆になっていないことを確認します。 | |
2 | 電源投入時にJTAGステートマシンを無効にするには、抵抗を介して TCK ピンをLowに引き下げ、予期しない立ち上がりエッジが TCK ピンで発生しないようにします。 | |
3 | TMS ピンおよび TDI ピンを抵抗を介してHighに引き上げます。 |
JTAGモードで動作するデバイスでは、4つの必要なピン (TDI、TDO、TMS、および TCK) を使用します。TCK ピンには内部ウィークプルダウン抵抗があり、TDI ピンと TMS ピンには内部ウィークプルアップ抵抗があります。
チェーン内にデバイスが複数ある場合、1つのデバイスの TDO ピンをチェーン内の次のデバイスの TDI ピンに接続します。
コンフィグレーション、ユーザーモード、または電源投入時のJTAGピンのノイズにより、デバイスが未定義の状態/モードになることがあります。
ダウンロード・ケーブルの動作電圧
番号 | チェック欄 | チェック項目 |
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1 | ダウンロード・ケーブルはデバイスのJTAGピンとインターフェイス接続するため、ダウンロード・ケーブルとJTAGピンの電圧に互換性があることを確認します。 |
ターゲットボードから10ピンヘッダーを介してインテル・ダウンロード・ケーブルに供給される動作電圧により、そのダウンロード・ケーブルの動作電圧レベルが決定します。
Agilex™ 7デバイスのJTAGピンは、VCCIO_SDM によって電源が供給されます。異なるVCCIO レベルのデバイスを含むJTAGチェーンでは、デバイスのJTAG入力ピンのVIL max、VIH min、および最大VI の仕様に違反していないことを確認します。デバイスの入力ピンの電圧仕様を満たすために、デバイス間にレベルシフターが必要になることがあります。
JTAG信号のバッファリング
番号 | チェック欄 | チェック項目 |
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1 | JTAG信号は推奨される内容に従いバッファリングします。これは特に、コネクターの場合や、ケーブルで3つ以上のデバイスを駆動する場合に当てはまります。 | |
2 | デバイスがコンフィグレーション・チェーンにある場合は、チェーン内のすべてのデバイスが正しく接続されていることを確認します。 |
JTAG信号の整合性によっては、JTAGチェーンにバッファーを追加する必要があります。特に TCK 信号はJTAGクロックであり、最も速く切り替わるJTAG信号のため、バッファーの必要性が高くなります。インテルでは、信号のバッファリングをコネクターで行うことを推奨しています。ケーブルとボードコネクターでは、信号にノイズが入る悪い伝送経路が作成される傾向があります。コネクターでのこの最初のバッファリング後は、チェーンが長くなるに従い、または信号がボードコネクターを通過するたびにバッファーを追加します。
ケーブルで3つ以上のデバイスを駆動する場合は、JTAG信号をケーブルコネクターでバッファリングして、信号の劣化を防ぎます。これは、ボードにおけるレイアウト、負荷、コネクター、ジャンパー、およびスイッチによっても異なります。JTAG信号のインダクタンスまたはキャパシタンスに影響する要素をボードに追加すると、バッファーがチェーンに追加される可能性が高まります。
各バッファーで駆動する負荷は、パラレルで駆動する TCK 信号と TMS 信号に対して8つ以下になります。パスにジャンパーまたはスイッチを追加する場合は、負荷の数を減らします。