AN 886: Agilex™ 7 デバイスのデザイン・ガイドライン

ID 683634
日付 10/09/2023
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ドキュメント目次

9.8.2. ソースコード管理における考慮事項

GSRDのビルドプロセスは、オンラインより入手可能ないくつかのGitツリーに依存しています。次にその一部を示します。

表 106.  Gitツリーのリンク
Gitツリー リンク
Linux https://github.com/altera-opensource/linux-socfpga
U-Boot https://github.com/altera-opensource/u-boot-socfpga
リファレンス・デザイン・レシピ https://github.com/altera-opensource/meta-intel-fpga-refdes
リファレンス・デザイン・ソース https://github.com/altera-opensource/linux-refdesigns
注: インテル® は、U-Bootの有効化とメインラインへのアップストリームを提供し、U-Bootコミュニティーとのコラボレーションを行っています。 インテル® では、最新のブランチ (N) を維持し、2週間ごとにパッチをプッシュしています。 インテル® では、以前のブランチ (N-1) も提供していますが、積極的なメンテナンスは行っていません。古いブランチと関連タグはすべて削除されます。

ガイドライン: アルテラ・オープンソース・サイトにあるリポジトリーのコンテンツが永続的に利用可能であると想定せず、独自にGitリポジトリーを管理してください。Gitリポジトリーの管理は、Gitサービス・プロバイダーを利用するなどのさまざまな方法で実現することができます。独自のGitリポジトリーを管理する利点には、ビルドの再現性、ソースコードの管理、Gitによって有効になる分散モデルの活用などがあります

GSRDは、Yoctoレシピを使用して構築された rootfilesystem を使用しています。レシピではさまざまなオープンソース・パッケージのソースを取り込み、rootfilesystem に構築しています。これらのレシピの一部は汎用であり、特定のバージョンを参照しないため、最終結果はビルドごとに異なる場合があります。

ガイドライン: Yoctoの rootfilesystem を再構築し、再現性が必要な場合は、ビルドに使用したYoctoダウンロード・フォルダーのコピーを保持しておく必要があります