AN 886: Agilex™ 7 デバイスのデザイン・ガイドライン

ID 683634
日付 10/09/2023
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ドキュメント目次

6.3.2.4. I/O終端

表 83.  I/O終端のチェックリスト
番号 チェック欄 チェック項目
1   選択したI/O規格、特に電圧リファレンス形式の規格に対し、I/Oの終端とインピーダンス整合を確認します。

電圧リファレンス形式のI/O規格では、VREF と終端電圧 (VTT) の両方が必要です。受信デバイスのリファレンス電圧は、送信デバイスの終端電圧に追従します。電圧リファレンス形式の各I/O規格には、固有の終端設定が必要です。

シングルエンドの非電圧リファレンス形式I/O規格では終端は必要ありませんが、反射の低減とシグナル・インテグリティーの向上のため、インピーダンス整合が必要です。

Agilex™ 7のオンチップ直列および並列終端には、外部コンポーネントを必要としない利便性があります。外部プルアップ抵抗を使用して、SSTLやHSTLなどの電圧リファレンス形式のI/O規格を終端することもできます。

差動I/O規格では通常、レシーバーで2つの信号の間に終端抵抗が必要になります。オンチップの差動抵抗は、真の差動信号に1.2Vまたは1.5Vのどちらを使用している場合でもサポートされます。