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9.1. 概要
9.2. ゴールデン・ハードウェア・リファレンス・デザイン (GHRD)
9.3. ソフトウェア要件の定義
9.4. ソフトウェア・アーキテクチャーの定義
9.5. ソフトウェア・ツールの選択
9.6. ブートローダー・ソフトウェアの選択
9.7. アプリケーションに対するオペレーティング・システムの選択
9.8. Linux*に向けたソフトウェア開発プラットフォームの構築
9.9. パートナーOSまたはRTOSに向けたソフトウェア開発プラットフォームの構築
9.10. ドライバーに関する考慮事項
9.11. ブートとコンフィグレーションに関する考慮事項
9.12. システムリセットに関する考慮事項
9.13. フラッシュに関する考慮事項
9.14. アプリケーションの開発
9.15. テストと検証
9.16. エンベデッド・ソフトウェアのデザイン・ガイドラインの改訂履歴
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2.1. デザインの仕様
番号 | チェック欄 | チェック項目 |
---|---|---|
1 | 必要に応じて、詳細なデザイン仕様およびテストプランを作成します。 | |
2 | ブロック図を使用して、クロックリソースおよびI/Oインターフェイスのプランニングを早期に行います。 |
システムを定義する詳細なデザイン仕様の作成は、ロジックデザインの作成前、またはシステムデザインの完了前に行います。これには、次の内容が含まれます。
- FPGAのI/Oインターフェイスを指定する
- さまざまなクロックドメインを特定する
- 基本的なデザイン機能のブロック図を含める
- 知的財産 (IP) ブロックを含める
- 機能の検証およびテストプランを作成する
- 共通のデザイン・ディレクトリー構造を検討する
- バージョン管理システム (RCS) を使用してのファイルのチェックインおよびチェックアウトを検討し、開発時間を短縮する
機能検証プランを作成し、システムを検証する方法をチームが確実に把握できるようにします。テストプランをこの段階で作成することは、テストの実現性や製造能力を考慮したデザイン作成にも役立ちます。例えば、Built In Self Test (BIST) 機能を実行してインターフェイスを駆動する場合は、UARTインターフェイスとFPGAデバイス内の Nios® プロセッサーを使用することができます。すべてのデザイン・インターフェイスを検証する機能が必要になる場合もあります。
複数の設計者で設計を行う場合は、共通のデザイン・ディレクトリー構造を検討することが有効です。これにより、デザインの統合段階が容易になります。