外部メモリー・インターフェイス・ インテル® Agilex™ FPGA IPユーザーガイド

ID 683216
日付 12/14/2020
Public

このドキュメントの新しいバージョンが利用できます。お客様は次のことを行ってください。 こちらをクリック 最新バージョンに移行する。

ドキュメント目次

6.4.5.3. SODIMMトポロジーの2DPC (チャネルあたり2つのDIMM)

インターフェイスは、データバイト (DQ/DQS)、アドレス信号、コマンド信号 (BA、BG、RAS、CAS、WE、ACT、PAR)、制御信号 (CKE、CS、ODT)、およびクロック (CLK) に対応します。

DDR4の2DPC (チャネルあたり2つのDIMM) のデザインの場合、 インテル® では、最高のパフォーマンスの実現に向け、チャネルの2つのDIMMコネクターをボードの上面と下面の両方に配置することを推奨しています。

図 47. SMT DIMMコネクターを使用するDDR4 2DPC SODIMMコンフィグレーションの信号接続

上の図において、CLK、CTRLはDIMMごとの信号 (mem_ck、mem_cke、mem_odt) を示しており、ポイントツーポイントの接続を維持します。

次の表は、SODIMMトポロジーにおけるチャネルあたりの2つのDIMMに対する特定の配線ガイドラインを、インターフェイスでサポートされるすべての信号に関して示しています。

表 103.  SODIMMのコンフィグレーションにおけるDDR4 2DPCに対する特定の配線ガイドライン
信号グループ セグメント 配線層 最大長 (mil) ターゲットZse (Ω) トレース幅W (mil) トレース間隔S1 (mil): グループ内 トレース間隔S2 (mil): CMD/CTRL/CLKからDQ/DQS トレース間隔S3 (mil): DQニブルからニブル トレース間隔 (mil)、DIFFペア内 トレース間隔 (mil)、DQSペアからDQ トレース間隔 (mil)、CLKペアからCMD/CTRL/CKE チャネル間の間隔 (2つのチャネル間のDQからDQ)
セグメント 合計MB
CLK BO1 US 50 5000   4 5、17 5、17   4   17  
BO2 SL 1000   4 5、17 5、17   4   17  
M SL   45 4.5   12 (3h)   4   12 (3h)  
BI US 300   4   12 (3h)   4   12 (3h)  
CMD、ALERT BO1 US 50 5000   4 5、17 5、17          
BO2 SL 1000   4 5、17 5、17          
M SL   40 5.5 8 (2h) 12 (3h)          
BI US 300   4 8 (2h) 12 (3h)          
CTRL BO1 US 50 5000   4 5、17 5、17          
BO2 SL 1000   4 5、17 5、17          
M SL   45 4.5 8 (2h) 12 (3h)          
BI US 300   4   12 (3h)          
DQ BO1 US 50 5000   3 5、17   17       17
BO2 SL 1000   3 5、17   17       17
M SL   40 5.5 8 (2h)   12 (3h)       16 (4h)
BI US 300   4 8 (2h)   12 (3h)       16 (4h)
DQS BO1 US 50 5000   3 5、17     4 17    
BO2 SL 1000   3 5、17     4 17    
M SL   40 5.5       4 12 (3h)    
BI US 300   4              
この表に示されているガイドラインの説明については、 の直後に示されている箇条書きを参照してください。

次の図は、チャネルあたり2つのDIMMのトポロジーのRESET信号スキームと配線ガイドラインを示しています。

図 48. 2DPC DIMMトポロジーのリセットスキーム

RESET信号のターゲット・インピーダンスは50オームです。RESET信号は、同じ層にある付近の他の信号に対して少なくとも3×hの間隔を保つ必要があります。このhは、トレースから最も近い基準面までの高さまたは距離を表しています。エンドツーエンドのRESETトレース長は制限されていませんが、5インチを超えてはなりません。