外部メモリー・インターフェイス・ インテル® Agilex™ FPGA IPユーザーガイド

ID 683216
日付 12/14/2020
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ドキュメント目次

11.7.4.6. Driver Marginingタブ

Driver Marginingの機能では、ドライバーと事前に定義されているトラフィック・パターンを使用し、メモリー・インターフェイスのマージンを測定することができます。 この機能で測定されるマージンは、キャリブレーション時に測定されるマージンよりも小さいことが想定されます。このトラフィック・パターンは、キャリブレーション時に実行されるトラフィック・パターンよりも長く、インターフェイスにストレスを与えることを目的としています。

Driver Marginingは、メモリー・インターフェイスが次の基準をすべて満たしている場合にのみサポートされます。

  • TG IP (altera_emif_tg_avl) に接続されている (つまり、TG2のキャリブレーション可能なトラフィック・ジェネレーターを使用していない)
  • ECCが有効になっていない
  • プロジェクトのQSFファイルでISSPが有効になっている

Driver Marginingを使用するには、タブの左上にあるRun Driver Marginingボタンを押します。

次に、ツールキットでDQ読み出し、DQ書き込み、およびDMのマージンを測定します。マージンサイズ、インターフェイス・サイズ、およびドライバーテストの期間に応じて、このプロセスには通常、数分かかります。

テストが完了すると、システムはテスト結果をテーブルに表示します。

図 92. Driver Marginingタブ

Driver Marginingレポートは、グラフィック形式で表示することもできます。Eye Viewerにおけるレポートのグラフィカル表示を参照してください。