外部メモリー・インターフェイス・ インテル® Agilex™ FPGA IPユーザーガイド

ID 683216
日付 12/14/2020
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ドキュメント目次

6.1.8. インテルAgilex EMIF IPにおけるDDR4のパラメーター: Example Designs

表 89.  グループ: Example Designs / Available Example Designs
表示名 説明
Select design 完全なQuartus Primeプロジェクトを作成し、パラメーターの表現に基づき外部メモリー・インターフェイスおよびサンプル・トラフィック・ジェネレーターのインスタンス化を行うことを指定します。デザインの作成後は、ターゲットにするデバイスおよびピン位置割り当ての指定、フルコンパイルの実行、タイミング・クロージャーの検証、Quartus Primeのアセンブラーで作成されたプログラミング・ファイルを使用したボード上のインターフェイスのテストを行うことができます。「Generate Example Design」ボタンにより、シミュレーションまたは合成のファイルセットを生成することができます。 (識別子: EX_DESIGN_GUI_DDR4_SEL_DESIGN)
表 90.  グループ: Example Designs / Example Design Files
表示名 説明
Simulation Generate Example Design」ボタンによってシミュレーションに必要なすべてのファイルセットを作成することを指定します。ファイルセットが作成される際に、小さな追加遅延が発生することが予想されます。このパラメーターを有効にしない場合、シミュレーションのファイルセットは作成されません。代わりに出力ディレクトリーには、シミュレーション・デザイン例のQsys詳細を保有するed_sim.qsysファイル、およびmake_sim_design.tclファイルがその他の対応するtclファイルとともに含まれます。コマンドラインからmake_sim_design.tclを実行し、シミュレーション・デザイン例を生成することができます。さまざまなシミュレーター用に生成されるデザイン例は、/simサブディレクトリーに保存されます。 (識別子: EX_DESIGN_GUI_DDR4_GEN_SIM)
Synthesis Generate Example Design」ボタンによって合成に必要なすべてのファイルセットを作成することを指定します。ファイルセットが作成される際に、小さな追加遅延が発生することが予想されます。このパラメーターを有効にしない場合、合成のファイルセットは作成されません。代わりに出力ディレクトリーには、合成デザイン例のQsys詳細を保有するed_synth.qsysファイル、およびmake_qii_design.tclスクリプトがその他の対応するtclファイルとともに含まれます。コマンドラインからmake_qii_design.tclを実行し、合成デザイン例を生成することができます。生成されるデザイン例は、/qiiサブディレクトリーに保存されます。 (識別子: EX_DESIGN_GUI_DDR4_GEN_SYNTH)
Signal Integrity Generate Example Design」ボタンによって、サードパーティー製のアナログ・シミュレーション・ツールでのシグナル・インテグリティー解析の実行に必要なすべての資料を作成することを指定します。ファイルセットが作成される際に、小さな追加遅延が発生することが予想されます。このパラメーターを有効にしない場合、ボード・シミュレーションの資料は作成されません。生成される資料は、/bsiサブディレクトリーに保存されますこのオプションは、Agilexファミリーの選択されたメモリープロトコルでのみサポートされていることに注意してください。 (識別子: EX_DESIGN_GUI_DDR4_GEN_BSI)
表 91.  グループ: Example Designs / Generated HDL Format
表示名 説明
Simulation HDL format このオプションでは、生成されるシミュレーション・ファイルを作成するHDLの形式を選択できます。 (識別子: EX_DESIGN_GUI_DDR4_HDL_FORMAT)
表 92.  グループ: Example Designs / Target Development Kit
表示名 説明
Select board メモリーモジュールとともに開発キットを選択すると、生成されるデザイン例に、選択したボードで実行するためのすべての設定と固定のピン割り当てが含まれることを指定します。開発キットのプリセットを選択し、指定した開発キットに機能するデザイン例を生成する必要があります。開発キットのプリセットから直接適用されないIP設定には、開発キットをテストする際に保証される結果がありません。デザイン例のハードウェア・サポートを除外するには、「Select board」プルダウンメニューから「none」を選択します。開発キットのプリセットを適用すると、すべてのIPパラメーターは選択したプリセットに一致するように自動的に適切に設定されます。現在の設定の保存は、プリセットを適用する前に行う必要があります。File->Save asを使用し、異なる名前で設定を保存することができます。 (識別子: EX_DESIGN_GUI_DDR4_TARGET_DEV_KIT)