インテルのみ表示可能 — GUID: ipy1547148202026
Ixiasoft
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11.2.3. トランスクリプト・ウィンドウのメッセージ
一般的に、ベンダーより提供されるモデルが利用可能な場合は、常にそれを使用する必要があります。 インテル® の汎用モデルよりも、セカンドソースのベンダーが提供するモデルを使用することを検討してください。
問題の多くは、指定されたメモリー・コンポーネントに対してIPが正しくコンフィグレーションされていないことが原因です。コンポーネントのデータシートには通常、メモリーのいくつかの異なるスピードグレードに対する設定情報が含まれています。データシートは、時間、周波数、またはクロックサイクルの固定単位でパラメーターを指定することに注意してください。
同じエンジンを使用して生成されるため、 インテル® の汎用メモリーモデルはIPで指定されているパラメーターに常に一致します。ベンダーより提供されるモデルはIPの生成プロセスから独立しているため、より堅牢なIPのパラメーター化の確認が提供されます。
シミュレーション中は、トランスクリプト・ウィンドウのメッセージを確認し、シミュレーション終了時のシミュレーション合格メッセージに依存しないでください。このメッセージは、サンプルドライバーが単一のテストサイクルで正しいデータを正常に書き込み、その後読み出したことを示しているにすぎません。
インターフェイスがシミュレーションで機能的に合格した場合でも、ベンダーのモデルはトランスクリプト・ウィンドウで動作違反を報告する場合があります。報告される違反は多くの場合、シミュレーションで合格になったインターフェイスがハードウェアで失敗する原因を明確に説明します。
ベンダーのモデルは一般的に、次のタイプのパラメーターが正しいことを確認するチェックを行います。
- バースト長
- バースト順
- tMRD
- tMOD
- tRFC
- tREFPDEN
- tRP
- tRAS
- tRC
- tACTPDEN
- tWR
- tWRPDEN
- tRTP
- tRDPDEN
- tINIT
- tXPDLL
- tCKE
- tRRD
- tCCD
- tWTR
- tXPR
- プリチャージ
- CAS長
- ドライブ強度
- AL
- tDQS
- CAS_WL
- リフレッシュ
- 初期化
- tIH
- tIS
- tDH
- tDS
ベンダーのモデルで、これらのすべてのパラメーターが選択したコンポーネントの値およびトランザクションと互換性があることを確認できる場合、ベンダーのモデルは、ハードウェア・インターフェイスの障害に関する特定の見識を提供します。