外部メモリー・インターフェイス・ インテル® Agilex™ FPGA IPユーザーガイド

ID 683216
日付 12/14/2020
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ドキュメント目次

3.4.1. ハード・メモリー・コントローラー

インテルAgilexのハード・メモリー・コントローラーは、高速、高性能、高い柔軟性およびエリア効率を達成するために設計されています。 インテルAgilexのハード・メモリー・コントローラーは、DDR4のメモリー規格をサポートします。

ハード・メモリー・コントローラーは、効率的なパイプライン化技術と、コマンドおよびデータの動的な並べ替えを行う高度なアルゴリズムを実装しています。それにより帯域幅の使用率を改善し、レイテンシーを低減することで、高性能ソリューションを提供しています。

コントローラーのアーキテクチャーはモジュラーであり、単一のI/Oバンクに収まります。この構造により、次の内容が可能になります。

  • 次のいずれかとして各I/Oサブバンクをコンフィグレーション
    • メモリー・インターフェイスのすべてのアドレスおよびコマンドピンを駆動する制御パス
    • DDRタイプのインターフェイスの最大32のデータピンを駆動するデータパス
  • メモリー・コントローラーを任意の位置へ配置
  • 複数のバンクをまとめてパッキングし、最大72ビットの異なる幅のメモリー・インターフェイスを形成
  • 必要に応じてハード・メモリー・コントローラーをバイパスし、独自のカスタムIPを使用
図 22. ハード・メモリー・コントローラーのアーキテクチャー

ハード・メモリー・コントローラーは次のロジックブロックで構成されています。

  • コアおよびPHYインターフェイス
  • メイン制御パス
  • データ・バッファー・コントローラー
  • 読み出しおよび書き込みデータバッファー

コア・インターフェイスはAvalon® Memory-Mapped (Avalon-MM) インターフェイスをサポートします。インターフェイスは、アルテラPHYインターフェイス (AFI) を使用してPHYと通信します。制御パス全体は、メイン制御パスとデータ・バッファー・コントローラーに分かれています。