外部メモリー・インターフェイス・ インテル® Agilex™ FPGA IPユーザーガイド

ID 683216
日付 12/14/2020
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ドキュメント目次

6.3.3.6. クロック信号

DDR4のSDRAMデバイスは、CKおよびCK#信号を使用してアドレスおよびコマンド信号をメモリーに供給します。 メモリーはこれらのクロック信号を使用し、メモリー内のDLLを介した読み出し時にDQS信号を生成します。SDRAMのデータシートでは、次のタイミングが指定されています。
  • tDQSCKは、CKまたはCK#信号とSDRAMで生成されるDQS信号間のスキューです。
  • tDSHは、CK立ち上がりエッジからDQS立ち下がりエッジのホールド時間です。
  • tDSSは、CK立ち上がりエッジからDQS立ち下がりエッジのセットアップ時間です。
  • tDQSSは、CK立ち上がりエッジに対するポジティブDQSラッチエッジです。

SDRAMデバイスには書き込み要件 (tDQSS) があり、書き込み時のDQS信号のポジティブエッジがSDRAMクロック入力のポジティブエッジの±25% (± 90°) 以内でなければならないと示されています。そのため、CKおよびCK#信号をIOEのDDRレジスターを使用して生成することで、DQS信号と一致させ、プロセス、電圧、温度の変動を低減する必要があります。SDRAMクロック (CK) のポジティブエッジは、tDQSSを満たすためにDQS書き込みにアライメントされます。