外部メモリー・インターフェイス・ インテル® Agilex™ FPGA IPユーザーガイド

ID 683216
日付 12/14/2020
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ドキュメント目次

6.4.5.4. DIMMのコンフィグレーションにおけるスキュー・マッチング・ガイドライン

この項のガイドラインは、DIMMのタイプやランク数にかかわらず、すべてのDIMMトポロジーに適用されます。

ボード設計者は、DDR4 DIMMのスキューマッチングに関する次のガイドラインに従う必要があります。

  • スキューマッチングは、実際のトレース長ではなく時間 (ピコ秒) で実行し、信号が異なる層に配線されている際のビア遅延をより適切に考慮します。
  • スキューマッチングを行う際は、パッケージのピンごとのスキューとPCB遅延の両方を含めます。
  • アラート信号のスキュー (長さ) マッチングは必要ありません。

次の表は、DDR4 DIMMのトポロジーにおけるスキューマッチングのガイドラインを示しています。

表 104.  DDR4 DIMMトポロジーのスキュー・マッチング・ガイドライン
DIMMのスキューマッチング規則 時間での長さ (ps)
DQSとCLKにおける長さの一致 -255ps < CLK - DQS < 425ps
バイト内のDQとDQSにおける長さの一致 -3.5ps < DQ - DQS < 3.5ps
DQSとDQS#における長さの一致 < 1ps
CLKとCLK#における長さの一致 < 1ps
CLK0とCLK1における長さの一致 < 8ps
CMD/ADDR/CTRLとCLKにおける長さの一致 -20ps < CLK - CMD/ADDR/CTRL < 20ps
各チャネル内のCMD/ADDR/CTRLにおける長さの一致 < 20ps
パッケージの長さを長さの一致に含める 必要