外部メモリー・インターフェイス・ インテル® Agilex™ FPGA IPユーザーガイド

ID 683216
日付 6/20/2022
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ドキュメント目次

10.4.7. 連続する読み出しまたは書き込み

連続する読み出しまたは書き込みを同じバンクと行から実行することで、コントローラーの効率が向上します。

最高のパフォーマンスを実現するには、ランダムな読み出しおよび書き込みを最小限に抑えます。ランダムな位置に読み出しと書き込みを行う際は、行とバンクを切り替える動作が必要です。バンクを切り替えるには、コントローラーで前のバンクをプリチャージし、新しいバンクの行をアクティブ化する必要があります。同じバンクで行を切り替える場合でも、コントローラーは新しい行を開く (アクティブ化する) ためだけにバンクを閉じ (プリチャージ)、再度そのバンクを開く必要があります。プリチャージとアクティブ化コマンドにより、コントローラーは読み出しまたは書き込みの発行により多くの時間を必要とするため、効率が3%から15%低下する可能性があります。

ランダムな読み出しまたは書き込みを実行する必要がある場合は、アディティブ・レイテンシーとバンク・インターリーブを使用して効率を高めます。

コントローラーの効率は、メモリーデバイスとFPGA間のデータ転送方法、メモリー・デバイス・ベンダーが指定するメモリー規格、およびメモリー・コントローラーの種類によって異なります。