外部メモリー・インターフェイス・ インテル® Agilex™ FPGA IPユーザーガイド

ID 683216
日付 6/20/2022
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ドキュメント目次

11.7.4.8. ISSPタブ

ISSPタブでは、デザインのIn-System Sources and Probesのプローブデータを読み取り、ソース値を設定することができます。

デザインのISSPからプローブデータを再度読み込むには、In-System Probesセクションを展開し、Update Probe Infoボタンをクリックします。

図 186. 表示されるプローブデータ

デザインのISSPからソースデータを再度読み込むには、In-System Sourcesセクションを展開し、Update Source Infoボタンをクリックします。

図 187. 表示されるソースデータ

ソースデータを上書きするには、Instance Nameを選択し、Writedataの値を変更します。新しいソース値は、Write Source Infoをクリックすると書き込まれます。

EMIFデザイン例のISSPの説明

インスタンス名 詳細
PLLL PLLロック信号。値1はPLLがロックされていることを意味し、値0はPLLがリファレンス・クロックにロックできないことを意味します。
RCNT 読み出しデータの総数。
FCNT 合計失敗数 (データの不一致数)。
FADR データの不一致が報告された最初のアドレス。
RAVP 最初に失敗したアドレスの前のデータからの有効な読み出しデータ。
RAVN 最初に失敗したアドレスの後のデータからの有効な読み出しデータ。
PNF# 永続的なPass Not Failフラグ。1は合格、0は不合格を示します。
FPN# 最初のデータの不一致に対するPNFフラグ。
FEX# 最初に失敗した読み出しの想定読み出しデータ。
FEP# 最初に失敗した読み出しの前の想定読み出しデータ。
FEN# 最初に失敗した読み出しの後の想定読み出しデータ。
ACT# 最初に失敗した読み出しの実際の読み出しデータ。
ACP# 最初に失敗した読み出しの前の実際の読み出しデータ。
ACN# 最初に失敗した読み出しの後の実際の読み出しデータ。
LRD# 繰り返された読み出しの結果。エラーが発生すると、ドライバーは最初に失敗したアドレスから再度読み出しを行います。これは、繰り返される読み出しのPNFフラグです。
AVSC Avalon Stall Count - 連続する次の3つの32ビット信号 (MSBからLSB)
  • ctrl_ammインターフェイス上の読み出し/書き込み要求数
  • ctrl_ammインターフェイス上の読み出し要求のみの数
  • 最初の読み出し/書き込み要求を受信してからカウントされたクロック数
PALP クロック位相アライメント・ロック・ステータス。
PALS クロック位相アライメント・ロック (二次)。
注: これはAgilex FPGAでは使用されません。
CALC キャリブレーション・カウンター。最上位ビットはdone信号です。値1はキャリブレーションが完了していることを意味し、値0はキャリブレーションが進行中であることを意味します。他の32ビットはクロックカウンターで、キャリブレーション中に経過したクロック数を追跡します。
TGP トラフィック・ジェネレーターのPassフラグ。合格 = 1。
TGF トラフィック・ジェネレーターのFailフラグ。失敗 = 1。
TGT トラフィック・ジェネレーターのタイムアウト。タイムアウト = 1。
TGR トラフィック・ジェネレーターのリセット。アクティブHigh。TGRをトグルし、トラフィック・ジェネレーターを再実行します。
RSTN デザイン例のグローバルリセット。アクティブLow。RSTNをトグルし、インターフェイスをリセットおよび再キャリブレーションします。
WORM 1に設定すると、WORMモードが有効になります。WORMモードでは、データの不一致が発生した場合、システムは可能な限り多くのトラフィックを停止し、同じアドレスに読み出しを発行します。このモードでは、最初のデータの不一致で実行が停止するため、永続的なPNFは意味がなくなります。デフォルトで、WORMモードはオフになっています。
PRTY DDR4メモリーのパリティーステータスを示します。値0はエラーがないことを示し、値1はエラーを示します。デザインがDDR4ではない場合、もしくはAC Parity Latencyパラメーターがパラメーター・エディターで無効になっている場合は、この値は更新されません。