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インテルのみ表示可能 — GUID: vre1589986758954
Ixiasoft
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11.10.2. I/O SSM calbusブリッジのデータ構造と使用法
calbusブリッジのアドレス範囲のベースにはサブバンク構造の配列があります。この配列は物理的なサブバンク構造を模倣しています (このユーザーガイドのアーキテクチャーの章のI/Oバンクの項で説明されています)。サブバンク構造のサイズは0x0001_0000バイトであり、サブバンク0はcalbusブリッジのベースに表示され、サブバンク1は0x0301_0000、サブバンク2は0x0302_0000に表示されます。
各サブバンク構造で、4つのレーン構造、1つのタイルセンター構造、および1つのhmc構造をインスタンス化します。
アドレス | 構造タイプ | 構造のインスタンス名 | 詳細 |
---|---|---|---|
tile_addr_base_address = 0x0300_0000 + 0x0001_0000*tile_id | lane_struct | lane_0 | レーンデータ構造で、サブバンク内のレーンの物理的な構造を模倣しています。 |
tile_addr_base_address + 0x2000 | lane_struct | lane_1 | レーンデータ構造で、サブバンク内のレーンの物理的な構造を模倣しています。 |
tile_addr_base_address + 0x4000 | lane_struct | lane_2 | レーンデータ構造で、サブバンク内のレーンの物理的な構造を模倣しています。 |
tile_addr_base_address + 0x6000 | lane_struct | lane_3 | レーンデータ構造で、サブバンク内のレーンの物理的な構造を模倣しています。 |
tile_addr_base_address + 0x8000 | sub_bank_centre_struct | center | タイルセンターの物理的な構造を模倣するデータ構造です (アーキテクチャーの章のI/Oバンクの項で説明されています)。 |
tile_addr_base_address + 0xA000 | hmc_struct | hmc | MMR空間の物理的な構造を模倣するデータ構造です (エンドユーザーの信号の章のMMR一覧の項で説明されています)。 |
tile_idは、サブバンクがI/O行でチェーン接続されている場合のサブバンクの位置番号です。tile id値の0は、左端のI/Oバンク内の下側のサブバンクを指しています。
次の図は、 インテル® Agilex™ AGF012およびAGF014デバイス、パッケージR24Aの上部I/O行のタイルIDを示しています。

レーン構造は、レーン内のピンの設定と、レーン全体の設定 (DQSツリーの設定など) で構成されます。
アドレス | 構造タイプ | 構造のインスタンス名 |
---|---|---|
io_lane_addr (lane_0、lane_1、lane_2、またはlane_3のベースアドレス) | pin_configuration_struct | pin_0 |
io_lane_addr + 0x0100 | pin_configuration_struct | pin_1 |
io_lane_addr + 0x0200 | pin_configuration_struct | pin_2 |
io_lane_addr + 0x0300 | pin_configuration_struct | pin_3 |
io_lane_addr + 0x0400 | pin_configuration_struct | pin_4 |
io_lane_addr + 0x0500 | pin_configuration_struct | pin_5 |
io_lane_addr + 0x0600 | pin_configuration_struct | pin_6 |
io_lane_addr + 0x0700 | pin_configuration_struct | pin_7 |
io_lane_addr + 0x0800 | pin_configuration_struct | pin_8 |
io_lane_addr + 0x0900 | pin_configuration_struct | pin_9 |
io_lane_addr + 0x0a00 | pin_configuration_struct | pin_10 |
io_lane_addr + 0x0b00 | pin_configuration_struct | pin_11 |
io_lane_addr + 0x1800 | dqs_tree_struct | dqs |
サイズ (バイト) | レジスター名 | 詳細 | 構造のベースアドレスからのオフセット |
---|---|---|---|
4 | reg_counter_b_out | データ出力遅延 | 0xC0 |
4 | reg_dqs_toggle_count_clr | DQSトグルカウンターのクリア | 0xCC |
4 | reg_out_phase_rank[4] | ランクごとのデータ出力遅延。各配列要素は、メモリーランクに対応します (該当する場合)。 | 0xD0 |
4 | reg_io_pin_value | ピンの値の直接読み取り | 0xE4 |
サイズ (バイト) | レジスター名 | 詳細 | 構造のベースアドレスからのオフセット |
---|---|---|---|
4 | reg_sel_vref | 内部VREF制御 (Vref-in) | 0x14 |
4 | reg_dq_in_delay_pin0[4] | ピン0のDQ入力遅延。各配列要素は、メモリーランクに対応します (該当する場合)。Bit[12] はイネーブルビットです (有効=1、無効=0)。Bit[11:0] は遅延タップです。 | 0x80 |
4 | reg_dq_in_delay_pin1[4] | ピン1のDQ入力遅延。各配列要素は、メモリーランクに対応します (該当する場合)。Bit[12] はイネーブルビットです (有効=1、無効=0)。Bit[11:0] は遅延タップです。 | 0x90 |
4 | reg_dq_in_delay_pin2[4] | ピン2のDQ入力遅延。各配列要素は、メモリーランクに対応します (該当する場合)。Bit[12] はイネーブルビットです (有効=1、無効=0)。Bit[11:0] は遅延タップです。 | 0xA0 |
4 | reg_dq_in_delay_pin3[4] | ピン3のDQ入力遅延。各配列要素は、メモリーランクに対応します (該当する場合)。Bit[12] はイネーブルビットです (有効=1、無効=0)。Bit[11:0] は遅延タップです。 | 0xB0 |
4 | reg_dq_in_delay_pin4[4] | ピン4のDQ入力遅延。各配列要素は、メモリーランクに対応します (該当する場合)。Bit[12] はイネーブルビットです (有効=1、無効=0)。Bit[11:0] は遅延タップです。 | 0xC0 |
4 | reg_dq_in_delay_pin5[4] | ピン5のDQ入力遅延。各配列要素は、メモリーランクに対応します (該当する場合)。Bit[12] はイネーブルビットです (有効=1、無効=0)。Bit[11:0] は遅延タップです。 | 0xD0 |
4 | reg_dqs_in_delay_a[4] | DQS入力遅延A。各配列要素は、メモリーランクに対応します (該当する場合)。Bit[12] はイネーブルビットです (有効=1、無効=0)。Bit[11:0] は遅延タップです。 | 0xE0 |
4 | reg_dqs_preamble_delay_a[4] | DQSプリアンブル入力遅延A。各配列要素は、メモリーランクに対応します (該当する場合)。Bit[15] はイネーブルビットです (有効=1、無効=0)。Bit[11:0] は遅延タップです。 | 0xF0 |
4 | reg_dq_in_delay_pin6[4] | ピン6のDQ入力遅延。各配列要素は、メモリーランクに対応します (該当する場合)。Bit[12] はイネーブルビットです (有効=1、無効=0)。Bit[11:0] は遅延タップです。 | 0x100 |
4 | reg_dq_in_delay_pin7[4] | ピン7のDQ入力遅延。各配列要素は、メモリーランクに対応します (該当する場合)。Bit[12] はイネーブルビットです (有効=1、無効=0)。Bit[11:0] は遅延タップです。 | 0x110 |
4 | reg_dq_in_delay_pin8[4] | ピン8のDQ入力遅延。各配列要素は、メモリーランクに対応します (該当する場合)。Bit[12] はイネーブルビットです (有効=1、無効=0)。Bit[11:0] は遅延タップです。 | 0x120 |
4 | reg_dq_in_delay_pin9[4] | ピン9のDQ入力遅延。各配列要素は、メモリーランクに対応します (該当する場合)。Bit[12] はイネーブルビットです (有効=1、無効=0)。Bit[11:0] は遅延タップです。 | 0x130 |
4 | reg_dq_in_delay_pin10[4] | ピン10のDQ入力遅延。各配列要素は、メモリーランクに対応します (該当する場合)。Bit[12] はイネーブルビットです (有効=1、無効=0)。Bit[11:0] は遅延タップです。 | 0x140 |
4 | reg_dq_in_delay_pin11[4] | ピン11のDQ入力遅延。各配列要素は、メモリーランクに対応します (該当する場合)。Bit[12] はイネーブルビットです (有効=1、無効=0)。Bit[11:0] は遅延タップです。 | 0x150 |
4 | reg_dqs_in_delay_b[4] | DQS入力遅延B。各配列要素は、メモリーランクに対応します (該当する場合)。Bit[12] はイネーブルビットです (有効=1、無効=0)。Bit[11:0] は遅延タップです。 | 0x160 |
4 | reg_dqs_preamble_delay_b[4] | DQSプリアンブル入力遅延B。各配列要素は、メモリーランクに対応します (該当する場合)。Bit[15] はイネーブルビットです (有効=1、無効=0)。Bit[11:0] は遅延タップです。 | 0x170 |