インテルのみ表示可能 — GUID: mrf1547062430984
Ixiasoft
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3.1. インテル® Agilex™ EMIFのアーキテクチャー: 概要
以下は、 インテル® Agilex™ EMIFのアーキテクチャーの主要なハードウェア機能です。
ハード・シーケンサー
シーケンサーは、ハード Nios® IIプロセッサーを採用しており、幅広いプロトコルのメモリー・キャリブレーションを行うことができます。シーケンサーは、FPGAの同じエッジに配置されているインターフェイスにおいて、同じ、または異なるプロトコルの複数のメモリー・インターフェイスで共有することができます。
ハードPHY
インテル® Agilex™ デバイスのPHY回路はシリコンでハード化されているため、タイミング・クロージャーを達成し、消費電力を最小限に抑えるうえでの課題が単純になります。
ハード・メモリー・コントローラー
ハード・メモリー・コントローラーは、レイテンシーを低減し、外部メモリー・インターフェイスでのコアロジックの消費を最小限に抑えます。ハード・メモリー・コントローラーは、DDR4のメモリープロトコルをサポートします。
PHY専用モード
ハード・コントローラーを使用するプロトコルでは、PHY専用オプションを提供します。このオプションでは、PHYとシーケンサーのみを生成し、コントローラーを生成しません。このPHY専用モードは、I/Oサブシステムのハード・コントローラーまたはソフト・コントローラーを使用するのではなく、FPGAファブリックに独自のカスタム・コントローラーを実装する場合に使用することができます。
高速PHYクロックツリー
専用の高速PHYクロック・ネットワークにより、 インテル® Agilex™ EMIF IPのI/Oバッファーにクロックを提供します。PHYクロックツリーのジッターおよびデューティー・サイクルの歪みは少ないため、最大限のデータの有効ウィンドウがもたらされます。
自動クロック位相アライメント
自動クロック位相アライメント回路により、コア・クロック・ネットワークのクロック位相を動的に調整し、PHYクロック・ネットワークのクロック位相と一致させます。クロック位相アライメント回路は、クロックスキューを最小限に抑えます。クロックスキューは、FPGAコアとペリフェラル間における転送のタイミング・クロージャーを複雑にする場合があります。
セクションの内容
インテル Agilex EMIFのアーキテクチャー: I/Oサブシステム
インテル Agilex EMIFのアーキテクチャー: I/O SSM
インテル Agilex EMIFのアーキテクチャー: I/Oバンク
インテル Agilex EMIFのアーキテクチャー: I/Oレーン
インテル Agilex EMIFのアーキテクチャー: 入力DQSクロックツリー
インテル Agilex EMIFのアーキテクチャー: PHYクロックツリー
インテル Agilex EMIFのアーキテクチャー: PLLリファレンス・クロック・ネットワーク
インテル Agilex EMIFのアーキテクチャー: クロックの位相アライメント