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インテルのみ表示可能 — GUID: nus1547146242499
Ixiasoft
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8.1. タイミング・クロージャー
- コアからコア (C2C) の転送にはタイミング制約が作成され、タイミング・アナライザーで解析されます。コアのタイミングには、コア内またはEMIFブロックとの間のユーザーロジックのタイミングは含まれません。EMIF IPは、カスタマーロジックに制約付きのクロックを提供します。
- コアからペリフェラル (C2P) の転送にはタイミング制約が作成され、タイミング・アナライザーでタイミングが解析されます。
- ペリフェラルからコア (P2C) の転送にはタイミング制約が作成され、タイミング・アナライザーでタイミングが解析されます。
- ペリフェラルからペリフェラル (P2P) の転送は、ハードブロックでの最小パルス幅違反で完全にモデル化されます。内部のタイミングアークはありません。
キャリブレーションの影響を考慮するために、EMIF IPには追加スクリプトが含まれています。この追加スクリプトは、<phy_variation_name>_report_timing.tclファイルおよび <phy_variation_name>_report_timing_core.tclファイルの一部で、キャリブレーション後のタイミングマージンを特定します。これらのスクリプトは、個々のピンのセットアップおよびホールドのスラックを使用してキャリブレーション中に発生している内容をエミュレーションし、キャリブレーションされたPHYを表すタイミングマージンを取得します。キャリブレーションされたタイミング解析として考慮される内容には、キャリブレーションによるマージンの改善、キャリブレーション後の電圧および温度変化による量子化誤差とキャリブレーションの不確実性などがあります。