外部メモリー・インターフェイス・ インテル® Agilex™ FPGA IPユーザーガイド

ID 683216
日付 6/20/2022
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ドキュメント目次

11.6.2.2. 断続的な問題の評価

断続的な問題は通常、デバッグするのが最も難しいタイプの問題です。これらはランダムに発生し、再現が困難です。

ランタイムに発生するエラーは、データに関連する問題を示しています。これは、次の作業を行うことで特定することができます。

  • Signal Tapロジック・アナライザーを追加し、ポストトリガーpnfでトリガーする
  • データまたはトランザクションのストレスパターンを使用し、問題の確率を高める
  • システムを加熱または冷却する
  • システムをわずかに速い周波数で実行する

Signal Tapロジック・アナライザーの追加、またはプロジェクトの変更によって問題がなくなる場合、その問題は配置またはタイミングに関連している可能性があります。

起動時に発生するエラーは、その問題がキャリブレーションに関連していることを示しています。これは、次の作業を行うことで特定することができます。

  • エラーが観察されるまでループで継続的にキャリブレーションおよびリセットを行うようにデザインを変更する
  • 可能であれば、キャリブレーション・マージンをデバッグ・ツールキットまたはシステム・コンソールから評価する
  • デバッグ・ツールキットからキャリブレーションのエラー段階を特定し、その情報をそのキャリブレーション段階で具体的に発生する内容とともに使用し、問題のデバッグを支援する