4.5.1. HPS EMAC PHYインターフェイス
ガイドライン: 共有I/Oを使用するRMIIとRGMIIの場合、早期にI/Oフロア・プランニングのテンプレート・デザインを開発し、選択したPHYインターフェイス、および共有I/Oを使用することが予定されている他のHPSペリフェラルに対応する共有I/Oが十分にあることを確認します。
ガイドライン: PHYデバイスを選択する際は、必要なイーサネット・レート、利用可能なI/Oおよびトランシーバー、スキュー制御機能を提供するPHYデバイス、およびデバイスドライバーの可用性を考慮します。
ガイドライン: GMII-to-SGMIIアダプターを使用し、トランシーバー・ベースのSGMII光モジュールに自動的に適合させることができます。
4.5.2. USBインターフェイスのデザイン・ガイドライン
4.5.3. QSPIフラッシュ・インターフェイスのデザイン・ガイドライン
4.5.4. SD/MMCおよびeMMCカード・インターフェイスのデザイン・ガイドライン
4.5.5. QSPIおよびSD/MMC/eMMCへのフラッシュ・メモリー・リセットの提供
4.5.6. NANDフラッシュ・インターフェイスのデザイン・ガイドライン
4.5.7. UARTインターフェイスのデザイン・ガイドライン
4.5.8. I2Cインターフェイスのデザイン・ガイドライン
ガイドライン: 共有I/Oを使用するRMIIとRGMIIの場合、早期にI/Oフロア・プランニングのテンプレート・デザインを開発し、選択したPHYインターフェイス、および共有I/Oを使用することが予定されている他のHPSペリフェラルに対応する共有I/Oが十分にあることを確認します。
ガイドライン: PHYデバイスを選択する際は、必要なイーサネット・レート、利用可能なI/Oおよびトランシーバー、スキュー制御機能を提供するPHYデバイス、およびデバイスドライバーの可用性を考慮します。
ガイドライン: GMII-to-SGMIIアダプターを使用し、トランシーバー・ベースのSGMII光モジュールに自動的に適合させることができます。
4.5.1.1. 共有I/Oを介して接続されるPHYインターフェイス
4.5.1.2. FPGA I/Oを介して接続されるPHYインターフェイス
4.5.1.3. MDIO
4.5.1.4. PHYインターフェイスに関するデザイン上の一般的な考慮事項
5.1.1. 目的
5.1.2. ソフトウェア開発プラットフォームのコンポーネントの構築
5.1.3. アプリケーションに向けたオペレーティング・システムの選択
5.1.4. Linuxに向けたソフトウェア開発プラットフォームの構築
5.1.5. ベアメタル・アプリケーションに向けたソフトウェア開発プラットフォームの構築
5.1.6. パートナーOSまたはRTOSに向けたソフトウェア開発プラットフォームの構築
5.1.7. ブート・ローダー・ソフトウェアの選択
5.1.8. 開発、デバッグおよびトレースに向けたソフトウェア・ツールの選択
5.1.9. ボードの立ち上げに関する考慮事項
5.1.10. ブートおよびコンフィグレーションに関するデザインの考慮事項
5.1.11. フラッシュ・デバイス・ドライバーに関するデザインの考慮事項
5.1.12. HPS ECCに関するデザインの考慮事項
5.1.13. セキュリティーに関するデザインの考慮事項
5.1.14. エンベデッド・ソフトウェアのデバッグとトレース
4.5.1. HPS EMAC PHYインターフェイス
プラットフォーム・デザイナー内でEMACペリフェラルにHPSコンポーネントをコンフィグレーションする際は、サポートされている次のPHYインターフェイスのいずれかをそれぞれのEMACインスタンスに選択する必要があります。
- 共有I/Oを使用するRMII (Reduced Media Independent Interface)
- 共有I/Oを使用するRGMII (Reduced Gigabit Media Independent Interface)
- FPGAファブリックへのMII (Media Independent Interface) インターフェイス
- FPGAファブリックへのGMII (Gigabit Media Independent Interface) インターフェイス
サポートされているPHYインターフェイス・タイプの任意の組み合わせを、複数のHPS EMACインスタンスにわたってコンフィグレーションすることができます。
ガイドライン: 共有I/Oを使用するRMIIとRGMIIの場合、早期にI/Oフロア・プランニングのテンプレート・デザインを開発し、選択したPHYインターフェイス、および共有I/Oを使用することが予定されている他のHPSペリフェラルに対応する共有I/Oが十分にあることを確認します。
注: HPSコンポーネントのコンフィグレーションについてのガイドラインに関しては、HPSコンポーネントの章を参照してください。
HPSコンポーネントによってFPGAファブリックに公開されるMIIまたはGMII PHYインターフェイスは、FPGAのソフト適応ロジックと汎用FPGA I/OおよびトランシーバーFPGA I/Oの機能を使用し、RMII、SGMII、SMII、TBIなどのほかのPHYインターフェイス標準に適合させることが可能です。
ガイドライン: PHYデバイスを選択する際は、必要なイーサネット・レート、利用可能なI/Oおよびトランシーバー、スキュー制御機能を提供するPHYデバイス、およびデバイスドライバーの可用性を考慮します。
注: ご利用のOSで利用可能なデバイスドライバー、または インテル® Arria® 10 SoC開発キットで提供されるLinuxデバイスドライバーを参照してください。(Golden System Reference Design)
インテル® Arria® 10 HPSエンベデッドEMAC (イーサネットMAC) PHYインターフェイスは、RGMIIインターフェイスを使用して業界標準のギガビット・イーサネットPHYに直接接続できるほか、RMIIインターフェイスを使用して10/100イーサネットPHYに直接接続することもできます。これには、HPSの3V I/Oバンクの共有I/Oピンを、サポートされている任意のI/O電圧で使用します。この電圧には通常、1.8V、2.5Vおよび3.0Vがあります。PHYインターフェイスに共有I/Oピンを使用すると、FPGAルーティング・リソースが使用されず、タイミングが固定されるため、インターフェイスでのタイミングが簡潔になります。このドキュメントでは、最も一般的なインターフェイスであるRGMIIとRMIIのデザイン・ガイドラインを説明します。
また、FPGAファブリックを介してPHYをHPS EMACに接続することもできます。これには、GMIIおよびMIIバス・インターフェイスをそれぞれ、ギガビットおよび10/100Mbpsのアクセスに使用します。