AN 763: インテル® Arria® 10 SoCデバイスのデザイン・ガイドライン

ID 683192
日付 8/14/2020
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ドキュメント目次

4.5.1.2.3. SGMIIへの適合

GMII-to-SGMIIアダプターコアを使用し、FPGAトランシーバーI/OピンでGMII HPS EMAC PHY信号をSGMII PHYインターフェイスに適合させることができます。これには、FPGAのロジックとマルチギガビット・トランシーバーI/OまたはLVDS SERDESをソフトCDRモードで使用します。この適合にカスタムロジックをデザインすることは可能ですが、この章では、プラットフォーム・デザイナーのアダプターIPを使用する方法を説明します。

ガイドライン: プラットフォーム・デザイナーで利用可能なGMII to SGMII Adapter IPを使用します。

プラットフォーム・デザイナーでHPSコンポーネントをEMAC 「To FPGA」 I/Oインスタンスにコンフィグレーションし、GMIIをPHYインターフェイス・タイプとして管理インターフェイスとともに選択します。生成されるHPSコンポーネントのGMII信号を、プラットフォーム・デザイナーでエクスポートしないでください。代わりに、Intel FPGA HPS GMII to TSE 1000BASE-X/SGMII PCS Bridge IPをプラットフォーム・デザイナーのサブシステムに追加し、HPSコンポーネントのGMII信号に接続します。GMII to SGMII Adapter IPは、プラットフォーム・デザイナーのIntel HPS EMAC Interface Splitter IPを使用して「emac」 コンジットをHPSコンポーネントから切り離し、GMII to SGMIIアダプターで使用します。アダプターIPは、1000BASE-X/SGMII PCS PHY-onlyモード (つまり、ソフトMACコンポーネントなし) でコンフィグレーションされたIntel Triple Speed Ethernet (TSE) MAC IPをインスタンス化します。インテルのGMII to SGMII Adapter IPの使用方法に関しては、Embedded Peripherals User Guideを参照してください。