インテルのみ表示可能 — GUID: mon1491782095572
Ixiasoft
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2.2.4.1. 例1: FPGAでHPS SDRAMから直接データを読み出す
この例では、FPGAはHPS SDRAMに保存されているデータへのアクセスを必要とします。MPUがアクセスするものと同じデータのコピーにFPGAがアクセスするには、L1データキャッシュとL2キャッシュにデータのコピーがすでにある場合は、それらをフラッシュする必要があります。HPS SDRAMにデータの最新のコピーが含まれた後に、FPGAでこのデータにアクセスする最適なパスは、FPGAのマスターがFPGA-to-SDRAMポートを介してデータを読み出すことです。
Arria 10 HPSは、SDRAMへの128ビット・ポートを2つ提供します。そのため、FPGAに2つのマスターを実装し、両方のポートを介してSDRAMのデータにアクセスすることにより、読み出しスループットを最大限まで引き上げることができます。FPGA-to-SDRAMポートを介してSDRAMへの複数のパスを実装する場合、各ポートはそれぞれ独立して処理されるため、システムレベルで同期を処理するようにしてください。1つのポートをもう一方のポートよりも優先する場合は、各ポートのQoS設定を調整し、アプリケーションでの必要性に応じてトラフィック・パターンを形成することができます。バースト対応可能なFPGAのマスターを使用し、4ビート以上のバースト長をポストできるFPGA-to-SDRAMポートから読み出すことが推奨されます。