インテルのみ表示可能 — GUID: lpa1469038523153
Ixiasoft
5.1.1. 目的
5.1.2. ソフトウェア開発プラットフォームのコンポーネントの構築
5.1.3. アプリケーションに向けたオペレーティング・システムの選択
5.1.4. Linuxに向けたソフトウェア開発プラットフォームの構築
5.1.5. ベアメタル・アプリケーションに向けたソフトウェア開発プラットフォームの構築
5.1.6. パートナーOSまたはRTOSに向けたソフトウェア開発プラットフォームの構築
5.1.7. ブート・ローダー・ソフトウェアの選択
5.1.8. 開発、デバッグおよびトレースに向けたソフトウェア・ツールの選択
5.1.9. ボードの立ち上げに関する考慮事項
5.1.10. ブートおよびコンフィグレーションに関するデザインの考慮事項
5.1.11. フラッシュ・デバイス・ドライバーに関するデザインの考慮事項
5.1.12. HPS ECCに関するデザインの考慮事項
5.1.13. セキュリティーに関するデザインの考慮事項
5.1.14. エンベデッド・ソフトウェアのデバッグとトレース
インテルのみ表示可能 — GUID: lpa1469038523153
Ixiasoft
4.3.2.2. 必要なHPSブートクロック周波数の検討
インテル® Arria® 10 SoCデバイスは、10から50MHzのデフォルトのブート・クロック・モードおよび、より高速なブート・クロック・モードをサポートします。
より高速なブートクロック周波数を使用するには、CSELヒューズをデフォルトの設定の0x0から、0x7と0xEの間の任意の値に変更します。この設定により、ブートROMコードで、外部オシレーターの速度に応じてHPS PLLをより速い周波数で動作するようにコンフィグレーションすることができます。
詳細は、Intel Arria 10 Hard Processor System Technical Reference Manualの付録「Booting and Configuration」で、Clock Selectの章を参照してください。
ガイドライン: 0x7から0xEのCSEL値で有効にされる高速なブートクロックの周波数が必要な場合、HPSでは、VCCL_HPSの電圧を最低0.95Vにし、ブートエラーやシステムの不安定性に関する問題を防ぐ必要があります。
HPSのVCCL_HPSとFPGA電源に個別の電源レールが使用されている限り、FPGA電源のVccは、必要に応じて (デバイスの消費電力の低減に向けて) 0.9Vにすることも可能です。
CSELヒューズが0x0に設定されるデフォルトのブートモードでは、VCCL_HPS電圧を0.9Vにすることができます。