AN 763: インテル® Arria® 10 SoCデバイスのデザイン・ガイドライン

ID 683192
日付 8/14/2020
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ドキュメント目次

5.1.10.1.5. ブートヒューズの使用方法の決定

ガイドライン: 可能であれば、ヒューズの溶断を開発の最後まで延期し、デバッグにおける柔軟性を高めます。ヒューズが溶断すると、元の値に戻すことはできません。デザインの開発段階では、 CSELの値を変更することにより検討を行うことができます。この場合、CSELヒューズビットを恒久的にプログラミングする必要はなく、HPS_FUSESECシャドーレジスターをCSELヒューズビットのプロキシーとして使用します。デバイスをデフォルトの動作に戻すには、単にデバイスの電源を再投入します。

ガイドライン: ブートヒューズのコンフィグレーション方法を決定します。

さまざまなヒューズが利用可能であり、それらはブートフローに影響します。例えば、FPGAヒューズからのブートを切断すると、ブートソースの特定にBSELピンは使用されず、HPSはFPGAファブリックからのみブートします。このプロトコルは、いくつかのセキュリティー・シナリオにおいて有効です。

ヒューズの完全なリストとそれぞれの動作に関して、およびそれらのヒューズをどのようにプロジェクトに設定するかを事前に決定する際は、Arria 10 HPS Technical Reference Manualを参照してください。