AN 763: インテル® Arria® 10 SoCデバイスのデザイン・ガイドライン

ID 683192
日付 8/14/2020
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ドキュメント目次

3.4.2.4. I/Oバンク、2I (データ、64、72ビット・インターフェイス)

HPS IPコア向けArria 10 EMIFは、64、72ビット・インターフェイスの上位4つの非ECC DQ/DQSデータレーン信号グループにI/Oバンク2Iを使用します。64ビットより狭いインターフェイスの場合、I/Oバンク2Iは使用されません。

ガイドライン: HPS IP向けArria 10 EMIFで使用していないレーンのI/Oピンは、FPGA GPIOとして使用することができます。

16、24、32、40ビット・インターフェイスの場合、HPS IP向けArria 10 EMIFはI/Oバンク2Iを使用しないため、バンク全体をFPGAファブリックで汎用I/Oとして使用することができます。利用可能なI/O規格には、HPS EMIFの外部SDRAM信号規格による制限がかかることはありません。通常の規則が適用されます。

ガイドライン: HPS IP向けArria 10 EMIFで使用しているレーンの未使用ピンは、FPGA GPIとして使用することができます。

64、72ビット・インターフェイスの場合は、I/Oバンク2IのI/Oレーンはすべて使用されます。未使用のピンは、FPGAファブリックで汎用の入力専用として使用することができます。これらの使用されているレーンの未使用のピン位置に割り当てられるFPGA GPI信号は、I/Oバンク2IのVCCIOおよびVREFの供給レベルと互換性のあるI/O規格をサポートします。これらの供給レベルは、外部SDRAMの信号規格によって規定されます。